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Barista Training Day「DRP CUP」と「コモディティーコーヒーのカッピング」
先日久しぶりにスタッフ全員が集まり、社内研修を行いました!
今回のメインは、社内ブリュワー大会「DRP CUP」。
そしてサブ企画として「コモディティーコーヒーのカッピング」を実施しました!

まず、なぜスタッフ全員を対象に社内ブリュワー大会「DRP CUP」を開催することになったのか?
実はブリュワーの大会はラテアートの大会と比べるとかなり数が少なく、出場するためのハードルも決して低くありません。
技術だけでなく抽選や先着順で出場者が決まることも多く、
「大会に挑戦してみたいけどどうすればいいんだろう?」と悩むスタッフもいました。

実際にエントリーを迷っているうちに先着枠が埋まってしまい、悔しい思いをしたスタッフがいました。
そのスタッフが「それなら社内でブリュワーの大会をやってみよう!」と提案してくれ、「DRP CUP」の企画がスタートしたのです!
自分のためにも、皆のためにもなる機会にしたいと話してくれました。
スタッフ皆で準備を進め、社内研修の一環として「DRP CUP」を開催することになったのです!

今回使用したコーヒー豆は、「コスタリカ ケニア種 ホワイトハニープロセス」。
エスプレッソマシン以外の抽出器具を使用し、それぞれが考えたオリジナルレシピで、制限時間7分以内のトーナメント形式で競いました。
なぜこのコスタリカを課題豆にしたのかというと、まさに「大会の課題豆のような難しさ」があると感じたからです。

コスタリカのコーヒーは、栄養豊富な土壌で育つため、リンやカリウムなどの影響でクリーンで華やかな味わいになることが多いと言われています。
しかしこのコスタリカのコーヒーは、クリーンさや甘さ、酸質の良さがありながらも、ドライ感が出たりややダークな印象になりやすい一面もあります。
きれいに仕上げるのが意外と難しいこのコーヒーとどう向き合うかで、それぞれの個性や特徴が出るのではないかと考えたのです。

練習期間は約1ヶ月。
スタッフ一人ひとりが、このコスタリカと真剣に向き合いました。
ドリッパーの種類、挽き目、湯温、注ぎ方、抽出時間…。
ほんの少しの違いで甘さが前に出たり、酸が立ち上がったり、ほんのり苦味が出たりと、味わいは大きく変わりました。

お互いのコーヒーを飲み比べながら感想をシェアすることもありましたが、同じ豆とは思えないほど味わいが違いみんなで驚くことも。
「競う」というよりも「なぜこうなるんだろう?」と考え続けた約1ヶ月。
それぞれが本気で研究し、最高の一杯を追求していました。

そして迎えた本番当日。
真剣な空気の中にも笑いや驚きがあり、とても楽しく充実した大会になりました。
淹れ手の意図と飲み手の感じ方が交差する瞬間が多く、それが「DRP CUP」の一番面白いところであり経験になると皆で話していました。
大会終了後、一人ひとりがこだわったポイントや難しかった部分について語りながら、振り返りをしました。

今回は、新しく入社したスタッフにも挑戦してもらいました。
その中の一人が「World Brewers Cup 2021で3位になったレシピ」を参考にしたと話してくれとても印象に残りました。
この豆の特徴である明るい酸とクリーンさをあえて逆転の発想で捉え、深みと甘さを強調する抽出方法を探していたときに見つけたのが、エスプレッソ挽きという衝撃的なレシピだったそうです。
COE(カップ・オブ・エクセレンス)のような最高級ロットではないからこそ少しのズレで味が大きく変化する面白さがあり、課題豆としてとても魅力的だと感じたと話してくれました。
次はサブ企画「コモディティーコーヒーのカッピング」。

普段ブレンドで使用しているコーヒーを中心に同じ国でも農園違いの豆を集め、スタッフ同士でカッピングコメントを共有しました。
正直、コモディティーコーヒーは「そこまで美味しくない」というイメージを持っているスタッフもいました。
実際にカッピングしてみると年々クオリティは確実に上がっており、チョコレートのようなコクやレモンのような酸味などバランスの良い味わいのものが沢山ありました。

この体験を通してコーヒーはランクに関係なく大切に扱うべきで、農園の努力や情熱をしっかりとお客様に伝えることもバリスタの大切な役割だねと意見が一致しました。
研修の後には、歓送迎会も開催しました!
実はこの春、新しく仲間になってくれたスタッフもいれば、卒業するスタッフもいます。
DRIP&DROPにとって、大きな節目のタイミングです。

これからは新しいメンバーで想いを引き継ぎながら、切磋琢磨し、協力し合いながら、知識と技術をさらに深めていきたいと思います。
そしてこれからも皆様に美味しいコーヒーをお届けできるよう、スタッフ一同努力してまいります!

今後ともDRIP&DROPを温かく見守っていただけると嬉しいです。