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Barista Training Day 3月スタッフ研修
3月のスタッフトレーニングでは、「国内のコーヒーショップのカッピング」と「韓国のコーヒーショップのカッピング」を行いました。
まず、国内のコーヒーショップのカッピング。
今回は有名店が多く、店舗の地域も様々です。

ケニア カリアイニは、イチゴやブルーベリー、チョコレートを感じました。
中煎り〜中深煎りのため、ほんのりとコクがあります。
ベリー系の酸味や甘さもしっかりとあり、バランスが取れているので親しみやすい印象でした。
エチオピア グジG1 ラスタは、華やかな印象。
蜂蜜、レモン、紅茶、フローラル…と、エチオピアらしい様々なコメントが挙がりました!
ケニア ミンドAAは、ドライフルーツやトマト、ナッツ。
冷めると少しドライではありましたが、ホット帯のときに感じたジューシーで厚みのある印象はしっかりと残っていました。
コスタリカ ラミニラエルディア マンテはスタッフの中でも一番人気でした。
まず香りからシナモン、スパイス。
実際にカッピングした時もシナモン、アップル、紅茶、ベリーと複雑で様々なコメントが挙がりました。
クリーンでありながらも、質感が丸くロングアフターです。
当店でどのようなフレーバー、焙煎度合いのコーヒーを置きたいか?
話しながらカッピングを行い、様々な意見を共有する事ができました。
今後お客様により楽しんでいただけるようなラインナップを揃えていきますのでご期待ください!

次に、韓国のコーヒーショップのカッピング。
一人のスタッフが韓国旅行した時に購入し、スタッフ皆へとプレゼントしてくれたコーヒーです。
沢山のコーヒーショップを巡った時に、スタッフ皆でテイスティングしコメントを共有したいという気持ちが高まったとお話ししてくれました。
特に印象に残ったコーヒーを三つ、ご紹介します!
一つ目は、エチオピア シダマ ボナズリア バレ。
ストロベリーや花の甘い香りが特徴的です。
フレーバーコメントは、ストロベリー、白桃、プラム。
ほんのりとラズベリーやブルーベリーの酸味があり、赤いフルーツを連想させてくれるコーヒーでした。
質感も丸く、華やかです。
二つ目は、パナマ アブ ゲイシャGW-2640。
当店でも9周年イベントの際に提供していましたが、こちらとは品種や精製方法等異なるパナマ アブ ゲイシャです。
カッピングした時、ポジティブなフレーバーコメントが沢山挙がりました。
グレープやキャンディ、トロピカルフルーツ、シロップ。
クリーンでありながらも甘さや酸質が丸く、余韻の長さにスタッフ全員で感動しました。
現地でテイスティングした時もとても美味しかったそうです。
三つ目は、コスタリカ シン リミタス ケニア。
オレンジ、キャラメル、ナッツなどのコメントが挙がりました!
ほんのりとスパイス感もありながら、クリーンで綺麗な印象を与えてくれます。
甘さや酸味のバランスが取れていたので飲みやすいとスタッフ間で人気でした。
実は韓国は日本と水質が異なり、硬水です。
現地で飲んだ時にコーヒーの味わいにも大きく影響することが分かりました。
知った時に日本の軟水とどれくらい味わいが変わるのか?という興味が湧き、韓国のミネラルウォーターを買って帰ってきてくれました。
ドリップして飲み比べたので、また改めて検証結果を皆様に紹介させていただきます!
全部で13種類と沢山のコーヒーをカッピングしました。
店舗それぞれの個性が魅力的で、様々なフレーバーコメントが挙がり共有できたのでとても勉強になりました。
より美味しいコーヒーを皆様にお届け出来るよう、スタッフ一同引き続き精進いたします!